条文・判例・学説を体系的に整理
朱子学の隆盛と林家
17世紀に日本で朱子学が盛んになり、藤原惺窩の下で朱子学を学んだ林羅山は徳川家康に用いられ、その子孫の林家は儒者として幕府に仕えた。
陽明学と熊沢蕃山
朱子学への批判として陽明学が現れ、中江藤樹の下で陽明学を学んだ熊沢蕃山は『大学或問』で幕政を批判し弾圧を受けた。
古学派と荻生徂徠
朱子学を介さず古典に直接立ち返ろうとする古学派を伊藤仁斎らが始め、それを受け継いだ荻生徂徠は、柳沢吉保に仕えて頭角を現し、のち徳川吉宗にも用いられた。
寛政異学の禁の内容
1790年の寛政異学の禁は老中松平定信のもとで行われた政策であり、幕府の昌平坂学問所において朱子学のみを正学とし朱子学以外の学問(古学・陽明学等)を教授することを禁じたものである。
水戸学と尊王攘夷論
水戸藩による『大日本史』編纂事業の中から朱子学を軸に国学などを総合した水戸学が興り、19世紀になると会沢安(正志斎)らが盛んに尊王攘夷論を説いた。
ソーキ汁と沖縄の昆布文化
ソーキ汁は沖縄県の郷土料理であり、ソーキとは豚のあばら肉のことで昆布や大根などと煮込んで作るが、昆布は沖縄県で生産されたものではなく北海道産等が交易で運ばれたものが使われる。
和食のユネスコ無形文化遺産登録
和食は2013年にユネスコ無形文化遺産に登録され、米や魚、野菜、山菜など地域の食材を多用し、だしを使った味付けに特徴がある。
鯖街道と鯖寿司
鯖寿司は九州から北陸地方まで広く見られる郷土料理であり、京都では日本海側の若狭湾で水揚げされた鯖を一塩してから運び、若狭と京都を結ぶ街道は鯖街道と呼ばれた。
広島県のカキと土手鍋
カキの土手鍋は広島県の郷土料理であり、2020年の統計で広島県のカキの生産量は全国一位であった。
じゃっぱ汁とカツオのたたき
じゃっぱ汁は津軽地方の郷土料理で、タラのアラを野菜とともに煮込んで作り、カツオのたたきは土佐造りともいわれる高知県の郷土料理である。
元号の継続使用の始まり
日本書紀には皇極天皇4年を改めて大化元年とする記事があるが、元号が継続して用いられるようになったのは大宝からである。
一世一元の制の確立
明治天皇の即位の礼が済んだ後、慶応4年を明治元年と改めるとともに、一世一元の制を定めた。
旧皇室典範と元号制度
1889年制定の旧皇室典範は一世一元の制を法制化し、明治から大正、大正から昭和への改元はいずれも詔書によりなされた。
元号法の制定
1947年に旧皇室典範が廃止されると元号に関する明文の法令が存在しなくなったため、1979年に元号法が制定され「元号は、政令で定める」との規定が置かれた。
南北朝の合体と元号統一
1392年の南北朝の合体により元号は南朝の元号に統一されたのではなく北朝の元号に統一され、それまで南北朝時代には複数の元号が併存していた。
四カ国条約と日英同盟
四カ国条約は、1921年にワシントン会議で日本・アメリカ・イギリス・フランスの4か国により太平洋の平和に関して結ばれた条約であり、これによって日英同盟協約が終了した。
ヴェルサイユ条約と国際連盟
ヴェルサイユ条約は、1919年に第一次世界大戦の講和に関して結ばれた条約であり、これによって国際連盟が成立した。
ロンドン海軍軍縮条約
ロンドン海軍軍縮条約は、1930年に5か国で結ばれた海軍軍縮に関する条約であり、これを調印した当時の浜口雄幸内閣は「統帥権の干犯である」として非難された。
日ソ基本条約
日ソ基本条約は、1925年に両国関係の基本原則に関してソヴィエト連邦と結ばれた条約であり、これによって日ソ間の国交が樹立された。
不戦条約
不戦条約は、1928年に国際紛争の解決に関してパリで結ばれた条約であり、これによって解決の手段として戦争に訴えることが禁じられた。