A 必須条文刑事訴訟法
殺人未遂罪と公訴時効
殺人未遂罪は死刑に当たる罪であるが、人を死亡させた罪ではないため、一定の期間を経過することによって公訴時効が完成する。
殺人未遂罪(刑法203条・199条)の法定刑は殺人罪と同じく死刑を含む(未遂は刑の任意的減軽にとどまる。刑法43条)が、被害者を死亡させていないから「人を死亡させた罪」ではない。したがって刑訴法250条2項1号により、死刑に当たる罪の公訴時効期間である25年の経過によって時効が完成する。時効廃止の対象は「人を死亡させた罪」に限られる。
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