司法試験短答式知識整理

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A 必須条文刑法

所有権留保付自動車と横領罪

所有権留保の約定付き割賦売買契約に基づき引渡しを受けた自動車を代金完済前に担保に供した場合、横領罪が成立する。

最決昭55.7.15(第三小法廷・集刑218号243頁)は、「自動車販売会社から所有権留保の特約付割賦売買契約に基づいて引渡を受けた三台の貨物自動車を、右会社に無断で、金融業者に対し自己の借入金の担保として提供した被告人の本件各所為が、横領罪に該当するとした原判断は相当である」とした。所有権が売主に留保されている自動車は、代金完済前の買主にとって「自己の占有する他人の物」に当たる。

昭和55年7月15日最高裁第三小法廷集刑218号243頁(横領)

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関連条文

刑法第252条第1項e-Gov↗

判例

裁判所日付収録事件名
最高裁第三小法廷昭和55年7月15日集刑218号243頁横領

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出題履歴

試験年度科目問題番号
司法試験2016年刑法第2問(横領罪の成否)