B 重要その他一般教養
墨子の兼愛
墨子は、父子・兄弟・君臣などが自分の側だけを愛して互いに愛し合わないことが天下の乱の原因であるとして(兼愛上篇)、家族の関係(父子・兄弟)にも君臣の関係にも相愛を勧め、血縁・身分・国の違いにかかわらず人々が互いに愛し合い利益をもたらし合うべきだとする兼愛を説き、親疎に応じて濃淡をつける儒家の愛を別愛として批判した。
『墨子』兼愛上篇は、子が父を、弟が兄を、臣が君を愛さずに自らを利することなどを乱の原因として挙げ、天下の人々が兼ねて相愛すべきだと説く。
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