B 重要判例刑事訴訟法
被告人のみの控訴と理由中無罪の調査
第一審の理由中で無罪とされた公訴事実が検察官の控訴なく被告人のみの控訴に伴って移審した場合、控訴審が職権で当該事実を有罪とし、又は有罪の余地があるとして差し戻すことは、職権発動の限界を超えて許されない。
最判平成16年2月16日(刑集58巻2号133頁)は、第一審が理由中で無罪としながら主文で言い渡していなかった事実について、被告人のみの控訴を契機に有罪認定又は有罪の余地を前提とした差戻しをすることを否定した。
平成16年2月16日最高裁第二小法廷刑集58巻2号133頁(暴力行為等処罰に関する法律違反被告事件)
トピック
判例
| 裁判所 | 日付 | 収録 | 事件名 |
|---|---|---|---|
| 最高裁第二小法廷 | 平成16年2月16日 | 刑集58巻2号133頁 | 暴力行為等処罰に関する法律違反被告事件 |
キーワード
出題履歴
| 試験 | 年度 | 科目 | 問題番号 |
|---|---|---|---|
| 司法試験 | 2006年 | 刑事訴訟法 | 第38問(控訴審の判決) |
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