司法試験短答式知識整理

条文・判例・学説を体系的に整理

C 補足その他刑法

共同注意義務違反の過失同時犯構成

複数の行為者が共同の注意義務に共同して違反した場合には、過失の共同正犯を認めなくても、過失の競合の問題として過失同時犯と構成すれば足りるとの見解があるが、過失同時犯とする場合には、各人の過失行為と結果との間に因果関係を立証できないと不可罰になり、処罰に間隙が生じる。

過失犯の共同正犯を肯定する見解は、この処罰の間隙を理由に共同正犯を認める必要があるとする。

トピック

関連条文

刑法第60条e-Gov↗

文献出典

  • 山口厚 — 刑法総論 第4版(有斐閣、2025)

キーワード

出題履歴

試験年度科目問題番号
司法試験2026年刑法第19問(過失犯の共同正犯)