司法試験短答式知識整理

条文・判例・学説を体系的に整理

B 重要その他刑法

横領既遂後の法定刑加重と旧法適用

横領罪は、自己の占有する他人の物について不法領得の意思を発現する行為(売却の意思表示など)をした時点で既遂となり、相手方の承諾や物の引渡しを要しないから、売却の契約締結後・引渡し前に法定刑を重くする改正法が施行されても、行為時の旧法が適用される(大判大2.6.12)。

大判大2.6.12(刑録19輯714頁)の判示による。

大正2年6月12日大審院刑録19巻714頁(業務横領賍物故買ノ件)

トピック

判例

裁判所日付収録事件名
大審院大正2年6月12日刑録19巻714頁業務横領賍物故買ノ件

文献出典

  • 山口厚 — 刑法総論 第4版(有斐閣、2025)

キーワード

出題履歴

試験年度科目問題番号
司法試験2009年刑法第16問(刑法の適用)