司法試験短答式過去問演習

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2009年 司法試験 刑事系科目

第16問配点 3点

次のアからオまでの各事例について,甲に適用される法律を判例の立場に従って検討し,旧法が適用される場合には1を,新法が適用される場合には2を選びなさい。(解答欄は,アからオの順に[№26]から[№30])
ア. 甲が乙を監禁中,監禁罪の法定刑を重くする改正法が施行された。[№26]
イ. 甲が乙に暴行を加えたため乙が死亡したが,乙に対する暴行の後,乙が死亡するまでの間に傷害致死罪の法定刑を重くする改正法が施行された。[№27]
ウ. 甲は,自己が所有している宝石を乙に売却する契約を締結してその代金を受領したが,同宝石を乙に引き渡す前に,丙との間で同人に同宝石を売却する契約を締結し,その引渡しを済ませた。丙との前記契約を締結した後,丙に同宝石を引き渡す前に横領罪の法定刑を重くする改正法が施行された。[№28]
エ. 甲は,乙所有の自動車を窃取した後,同自動車を乗り回していたが,窃取後,乗り回している間に窃盗罪の法定刑を軽くする改正法が施行された。[№29]
オ. 甲は,乙を殺害後,乙の死体を遺棄したが,殺害後,死体を遺棄する前に殺人罪の法定刑を軽くする改正法が施行された。[№30]
(参照条文)刑法
第6条犯罪後の法律によって刑の変更があったときは,その軽いものによる。