C 補足その他刑法
日常的意味を超える刑罰法規の拡張解釈
判例の立場によれば、刑罰法規について、法律の文言上可能な範囲で、その法規の趣旨を考慮して、日常的意味よりも拡張して解釈することは許され、過失往来危険罪(刑法129条)にいう「汽車」にはガソリンカー(蒸気機関車の代用であるガソリン動力の鉄道車両)も含まれる(大判昭15.8.22)。
大判昭15.8.22は、交通往来の安全を維持するという規定の趣旨から、汽車代用のガソリンカーを除外する理由はないとした。
昭和15年8月22日大審院刑集19巻540頁(業務上過失致死傷、業務上過失列車転覆破壊)
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判例
| 裁判所 | 日付 | 収録 | 事件名 |
|---|---|---|---|
| 大審院 | 昭和15年8月22日 | 刑集19巻540頁 | 業務上過失致死傷、業務上過失列車転覆破壊 |
文献出典
- 山口厚 — 刑法総論 第4版(有斐閣、2025)
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