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B 重要その他憲法
国民主権の正当性原理と独裁制の可否
国民主権を、国家権力の正当性の根拠は国民にあるとする原理と捉える見解(正当性の原理)は、国民主権に基づく憲法で独裁制を規定することが可能であるとする見解と矛盾せず、後者の批判にはならない。
国民主権に基づく憲法でも独裁制を規定することは可能であるとする見解に対し、国民主権とは国家権力の正当性の根拠が国民にあるとする原理であるという理解は、権力の正当性の所在を示すにとどまり、統治の組織形態(独裁制か否か)を直ちに限定するものではないから、むしろその見解の前提と整合し、批判とはならない。
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文献出典
- 芦部信喜(高橋和之補訂) — 憲法 第8版(岩波書店、2023)
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