司法試験短答式過去問演習

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2026年 司法試験 憲法

第7問配点 3点

生存権に関する次のアからウまでの各記述について、それぞれ正しい場合には1を、誤っている場合には2を選びなさい。(解答欄は、アからウの順に[№13]から[№15])
ア. 学生無年金障害者訴訟判決(最高裁判所平成19年9月28日第二小法廷判決、民集61巻6号2345頁)は、立法府は、無拠出制の年金を設けるかどうかに比べて、拠出制の年金の強制加入被保険者の範囲に関して広範な裁量を有しているとして、学生等に対して任意加入制を採用することは、著しく合理性を欠くということはできないとした。[№13]
イ. 最高裁判所の判決(最高裁判所平成24年2月28日第三小法廷判決、民集66巻3号1240頁)は、生活保護基準改定による老齢加算の廃止は、これが支給されることを前提として現に生活設計を立てていた被保護者に関しては、保護基準によって具体化されていた期待的利益の喪失を来す側面があることから、認められないとした。[№14]
ウ. 最高裁判所の判決(最高裁判所令和5年12月15日第二小法廷判決、民集77巻9号2285頁)は、原告らの公的年金給付を減額することとなる旨を規定する立法を立法府がしたことは、マクロ経済スライド制の適用の実現につながり、年金制度の持続可能性を確保するとの観点から不合理とはいえないことなどから、明らかに裁量権の範囲を逸脱し又はこれを濫用したものであるとはいえないとした。[№15]