司法試験短答式過去問演習

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2026年 司法試験 憲法

第6問配点 3点

団地内の建物の一括建替え決議の要件について定めた、建物の区分所有等に関する法律第70条第1項(令和 7 年法律第47号による改正前のもの)が憲法第29条に適合するか否かについて判示した最高裁判所の判決(最高裁判所平成21年4月23日第一小法廷判決、集民230号435頁)に関する次のアからウまでの各記述について、当該判決の趣旨に照らして、それぞれ正しい場合には1を、誤っている場合には2を選びなさい。(解答欄は、アからウの順に[№10]から[№12])
ア. この判決は、財産権に対し規制を要求する社会的理由ないし目的は、社会公共の便宜の促進、経済的弱者の保護等の社会政策及び経済政策上の積極的なものから、社会生活における安全の保障や秩序の維持等の消極的なものに至るまで多岐にわたると判断している。[№10]
イ. この判決は、建物の区分所有等に関する法律第70条第1項が憲法第29条に違反するかどうかにつき、規制の目的、必要性、内容、その規制によって制限される財産権の種類、性質及び制限の程度等を比較考量して判断している。[№11]
ウ. この判決は、区分所有権の行使については、他の区分所有権の行使との調整が不可欠であり、区分所有者の集会の決議等による他の区分所有者の意思を反映した行使の制限は、区分所有権自体に内在するものであると判断している。[№12]