第3問配点 3点
次のアからオまでの各記述は、帝国議会での議員の発言の一部である。これらの発言を年代の古いものから順に並べたものとして正しいものを、後記1から5までの中から選びなさい。なお、出題に際して、表記の一部を変更した。(解答欄は、[№3])
ア. 岡田総理大臣の御言葉は明晰であるやうでありますけれども、少しく足りない所があると思ふのであります、此際明確にもう一遍天皇機関説を否認されて居られるのであるか、如何であるかと云ふことを明確に御声明をなされむことを希望します
イ. 桂公爵は内府に入るに当っても大詔已むを得ざると弁明し又内府を出でて内閣総理大臣の職を拝するに当っても、聖意已むを得ぬと弁明する、如何にも斯の如くなれば桂総理大臣は責任が無きが如く思へるけれども、却て天皇陛下に責任の帰するを奈何せん
ウ. 東亜新秩序建設は此の大戦争、此の大犠牲の目的であるのでございます、然るに此の犠牲、戦争の目的である所の東亜新秩序建設が、事変以来約一年半の後に於て初めて現はれ、更に一年の後に於て特に委員会までも設けて、其の原理、原則、精神的基礎を研究しなくてはならぬと云ふことは、私共に於てはどうも受取れないのであります
エ. 此間伊藤総理大臣は条約改正が現に進みつつある、のみならず遠からず功を奏すであらうと明言をせられたのである、而して諸君の中沢山の御方から説明を求めんとする時分に井上文部大臣からして説明と質問は殆ど同一であるから書面を以てせよと言はれて居るのでございます、又総理大臣からも此場では答へぬと言ふて居られる
オ. 本法案の根本ともなって居りまする三つの字句に対しまして、御尋したいと思ふのであります、第一は第一条にあります所の「国体」と云ふ文字、日本の国民に国体の変革、斯う云ふことを望む者は一人もあるとは信じない、併し仮にあるとしますれば、それは今日の刑法では取締られざるや
1. イ ア エ オ ウ
2. イ エ オ ウ ア
3. エ ア イ ウ オ
4. エ イ オ ア ウ
5. オ エ イ ウ ア