第15問配点 3点
19 世紀以降のヨーロッパにおける政党政治の変化に関する記述として明らかに誤っているものを,次の1から5までの中から選びなさい。(解答欄は,[№15])
1. 19 世紀末から 1960 年代頃まで,政党政治の対立軸として最も重要なのは,分配をめぐる経済的対立軸であるとされてきた。
2. 19 世紀末から 1960 年代頃までの政党システムの構造についての代表的理論によれば,政党編成は,資本・労働間,宗派,中央・周辺間,都市・農村間など,社会的亀裂によって説明される。
3. 1960 年代の政党システムがおおよそ 1920 年代の社会的亀裂を反映しており,その期間中,主要な政党が高い持続性を有したとする理論は,「凍結仮説」と呼ばれる。
4. 主に 1950 年代から 1960 年代にかけて高度経済成長が実現した国では,その後,経済的対立軸に加えて,社会文化的対立軸が重要性を大きく増したとされる。
5. 1970 年代から台頭してきた環境政党の緑の党は,社会文化的対立軸上では,一般に,リベラルではなく保守的な立場に位置する政党であるとされている。