司法試験短答式過去問演習

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2020年 司法試験予備試験 一般教養

45問中20問選択(1問3点・60点満点)

第21問配点 3点

フィリップス曲線及び貨幣錯覚に関連した次のアからエの記述のうち,適切なものの組合せを後記1から5までの中から選びなさい。(解答欄は,[№21])
ア. 短期のフィリップス曲線が右下がりであるのは貨幣錯覚が生ずるからである。例えば,インフレ的な貨幣ショックが起きたとする。労働者に貨幣錯覚が生ずるならば,労働者は実質賃金の低下が起きたと錯覚する。これによって,雇用が増大し,失業率が下がる。
イ. 自然失業率仮説によると,そもそも失業率は実物経済において一定の値(自然失業率)に決まっており,貨幣錯覚が生ずれば失業率は短期的に上下するものの,貨幣錯覚が無くなれば失業率は自然失業率の水準に戻る。
ウ. 実際のインフレ率が期待インフレ率と乖離したときに,貨幣錯覚が起き得る。したがって,期待インフレ率が上昇すれば,短期のフィリップス曲線は上方にシフトする。
エ. 中央銀行が,失業率をk%に保つことを政策目標に掲げる「フリードマンのk%ルール」に従っているときには,貨幣錯覚が生じないので長期のフィリップス曲線は水平になる。
1. アとイ
2. アとウ
3. アとエ
4. イとウ
5. イとエ