第15問配点 3点
政治における世論とメディアの関係についての記述として正しいものを,次の1から5までの中から選びなさい。(解答欄は,[№15])
1. リップマンは,著書『世論』の中で,政治に関するマス・メディアの報道は,様々な集団の中にいるオピニオン・リーダーによって媒介され,集団内の個人に影響を与えていくという「コミュニケーションの二段階の流れ仮説」を提起した。
2. ノエル=ノイマンは,人はマス・メディアなどを通じて自分の意見が少数派だと認知すると意見表明を控え,多数派だと認知すると表明しやすくなるとし,多数派の意見が実際より過大に社会に表出されるという「沈黙のらせん仮説」を提起した。
3. マッコームスとショーは,マス・メディアは政治争点などに関する報道の量や頻度,タイミングを決めることによって,読者や視聴者の考え方や意見に影響を与えるという「プライミング効果仮説」を提起した。
4. メディアが選挙結果を予測する報道を行うと,その予測とは逆の選挙結果が出やすくなることを「バンドワゴン効果」という。日本ではこれを防ぐため,選挙期間中に新聞などが世論調査の結果を公表することは,公職選挙法で禁止されている。
5. インターネットが政治家と有権者,また有権者の間で活発なコミュニケーションを促していることを受けて,日本でも 2016 年に公職選挙法が改正され,インターネットを使った政党・候補者・有権者による選挙運動や有料広告が全面解禁された。