司法試験短答式過去問演習

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2020年 司法試験予備試験 一般教養

45問中20問選択(1問3点・60点満点)

第14問配点 3点

第二次世界大戦後のアメリカ・イギリス・日本の国政における議会制と立法過程に関する記述として正しいものを,次の1から5までの中から選びなさい。(解答欄は,[№14])
1. ポルスビーは,現代民主主義国家の議会制の特徴を説明する上で,アメリカの議会とイギリスの議会を対比させ,前者を「対立の激しいアリーナ(闘技場)型議会」,後者を「与党の要求が通りやすい変換型議会」と分類した。
2. アメリカでは,形式的には全ての法案は大統領から提出される。一方で議員は,強い党議拘束を背景として,所属政党から要請があった場合に,政党から派遣された政策立案スタッフのサポートを得て法案を提出する。
3. イギリスでは,形式的には全ての法案は議員立法であり,各議員が自身の名前を冠した法案を提出する。党議拘束が弱いため,議員は所属政党を超えて多数派形成のために連携し,しばしば「交差投票」を行う。
4. アメリカの議会における法案審議は委員会が中心となるが,イギリスの議会では本会議が中心である。現在,日本はイギリスと同じく議院内閣制を採用するものの,法案審議についてはアメリカのように委員会を中心とする。
5. 日本では議員が提出する法案よりも内閣が提出する法案が多く,後者の成立率の方が高い傾向がある。このため立法過程における議員立法を増やすことを目的として,2018 年に衆議院・参議院の議員定数が増やされた。