司法試験短答式過去問演習

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2018年 司法試験予備試験 一般教養

42問中20問選択(1問3点・60点満点)

第15問配点 3点

「略奪的価格付け」とは,既存企業がライバル企業を市場から退出させるために赤字を出して低い価格を設定し,ライバル企業の退出後に高い価格を付けて赤字を埋め合わせる行動のことをいう。既存企業とライバル企業は互いに同質財を供給し,両者の限界費用は,財の供給量にかかわらず一定である。なお,ここでは,既存企業の限界費用は,常にライバル企業の限界費用よりも高い水準にあるものとする。以上の記述を前提として,「略奪的価格付け」に関する記述として正しいものを,次の1から5までの中から選びなさい。(解答欄は,[№15])
1. 既存企業の付ける価格がライバル企業の平均費用を上回ると,略奪的価格付けになる。
2. 新規の企業が容易に参入できる市場では,ライバル企業を退出させることは,既存企業の利潤を損なう。
3. 略奪的価格付けは,既存企業の利潤を長期的に最大化しない。
4. 財を供給するのにかかる固定費用が埋没している場合,ライバル企業は市場から退出しない。
5. 略奪的価格付けは,常に消費者の利益になる。