第20問配点 3点
処分の取消しの訴えに関する次のアからエまでの各記述について,法令又は最高裁判所の判例に照らし,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。(解答欄は,アからエの順に[№42]から[№45])
ア. 処分の取消しの訴えは,当該処分につき法令の規定により審査請求をすることができる場合においても,直ちに提起することを妨げないが,当該処分につき審査請求がされているときは,その審査請求に対する裁決があるまで,提起することができない。[№42]
イ. 処分についての審査請求に対する裁決を経た後でなければ処分の取消しの訴えを提起することができない旨の法律の定めがある場合において,不適法な審査請求がされたにもかかわらず,裁決庁が誤って審査請求を棄却する旨の裁決をしたときは,適法に処分の取消しの訴えを提起することができる。[№43]
ウ. 処分があったことを知った日から6か月を経過したとき又は処分の日から1年を経過したときは,正当な理由がない限り,処分の取消しの訴えを提起して当該処分の効力を争うことができなくなるとともに,国家賠償請求訴訟を提起して当該処分の違法性を主張することもできなくなる。[№44]
エ. 訴えの変更がされた場合における出訴期間の遵守の有無は,特別の規定のない限り,変更前後の請求の間に訴訟物の同一性が認められるとき,又は両者の間に存する関係から,変更後の新請求に係る訴えを当初の訴えの提起の時に提起されたものと同視し,出訴期間の遵守において欠けるところがないと解すべき特段の事情があるときを除き,訴えの変更の時を基準として判断される。[№45]