条文・判例・学説を体系的に整理
デュルケームの犯罪の正常性
社会学者のデュルケームは、犯罪はどの社会にも存在する正常的なものであると述べた。
マートンのアノミー論
社会学者のマートンは、成功などの文化的目標が強調される一方で、その達成のための制度的手段が不足(制約)している状態をアノミーと呼び、この状態が逸脱行動を誘発すると考えた。
フーコーのパノプティコン
哲学者のフーコーは、看守からは全ての収容者が見えるが収容者からは看守の見えない監獄であるパノプティコンを、近代的権力による管理メカニズムの典型例として分析した。
ロンブローゾの生来的犯罪人説
精神医学者のロンブローゾは、特定の先天的な生物学的特徴を持った人間は犯罪人となる宿命であるとする生来的犯罪人説を論じた。
タルドの模倣の法則
社会学者のタルドは、犯罪の社会的な要因を考察し、慣習や流行の模倣によって犯罪が広がっていくと論じた。
三段論法と暗黙の前提
論理的に妥当な推論とは、前提が全て真であるときに結論も必ず真となる推論であり、前提を全て明示した推論に暗黙の前提が必ず必要となるわけではない。
暗黙の前提を補う推論
議論の暗黙の前提とは、明示されていないが、それを補うことで結論が論理的に必ず導かれる前提である。
選言・連言・条件法の論理
命題論理において「または」は選言、「および」は連言、「ならば」は条件法であり、選言の否定は否定の連言(ド・モルガンの法則)、条件法の対偶は、AならばBに対しBでないならばAでない、であり、これらが基本的な推論規則である。
選言と連言の併置と選言肢否定の可否
「幕の内弁当またはサンドウィッチが出る」ことと「幕の内弁当およびお茶が出る」ことから、「サンドウィッチが出ない」ことは導かれない。
二つの選言からの選言肢否定の可否
「幕の内弁当またはサンドウィッチが出る」ことと「幕の内弁当またはお茶が出る」ことから、「サンドウィッチが出ない」ことは導かれない。
後件肯定の誤謬
「サンドウィッチが出るならば、お茶が出る」ことと「お茶が出る」ことから、「サンドウィッチが出る」ことを導くことはできない(後件肯定の誤謬)。
選言三段論法と前件肯定による推論
「幕の内弁当またはサンドウィッチが出る」ことに加えて、「幕の内弁当が出るならば、お茶が出る」ことと「サンドウィッチが出ない」ことが言えるときは、選言三段論法により「幕の内弁当が出る」が導かれ、さらに前件肯定により「お茶が出る」ことが導かれる。
選言肢の肯定と他の選言肢の推論
「幕の内弁当またはサンドウィッチが出る」ことに加えて、「幕の内弁当またはお茶が出る」ことと「お茶が出る」ことが言えても、「サンドウィッチが出る」ことは導かれない。
演繹推論の定義
演繹推論とは前提が全て真であるときに結論が偽にはならない推論をいい、前提から結論が必然的に導かれるかどうかが妥当性の判断基準である。
種なしぶどうの生産者推論と後件肯定
「Aが作るぶどうは全て種がない」「このぶどうは種がない」という前提から、「このぶどうはBが作ったぶどうではない」ことは演繹的には導かれず、したがって「このぶどうはAが作ったぶどうだ」も導かれない。
過去に食べたぶどうの一般化と帰納
「私がこれまで食べたぶどうは、Aが作り、全て種がなかった」「このAのぶどうも種がない」という前提から、「Aは種のないぶどうだけを作っている」とする結論は、帰納推論であり、演繹的には導かれない。
選言三段論法の演繹的妥当性
「AまたはBが種のないぶどうを作っている」「このぶどうは種がなく、Bが作ったぶどうではない」という前提から、町にはAとBの2軒しか農家がないため、「このぶどうはAが作ったぶどうだ」と演繹的に導かれる。
ぶどうの生産量からの生産者推論の限界
「AとBが作るぶどうは種がない」「Bが作るぶどうの量は大変少ない」という前提から、「この種のないぶどうはAが作ったぶどうだ」ことは、演繹的には導かれない。
ぶどうの生産者の経験と種の有無の推論
「Bが作るぶどうには種なしのものがある」「私がこれまで食べたぶどうは全てAが作ったものだった」という前提から、「私は種のないぶどうを食べたことがない」ことは導かれない。
暗黙の前提と妥当な推論
仮に前提が真であるならば必ず結論も真であると言える推論が妥当な推論であり、前提と結論の間を埋める暗黙の前提を補うことで推論の妥当性を確保できる。