B 重要判例刑事訴訟法
違法逮捕と尿の証拠能力
違法な逮捕に引き続く身体拘束中に覚醒剤使用の証拠となる尿を被疑者が任意提出した場合、逮捕が覚醒剤使用ではなく窃盗を理由とするものであっても、尿の証拠能力は否定されることがあり得る。
違法逮捕と任意提出に係る証拠との間に密接な関連性がある場合には、当該逮捕の被疑事実とは別罪の証拠であっても違法収集証拠排除法則により排除される可能性があり、逮捕の理由が異なるというだけで当然に証拠能力が肯定されるものではない。最判昭61.4.25は違法の程度が重大でないとして証拠能力を肯定したが、これは逆に、違法が重大で密接関連性がある場合には排除がありうることを前提とする。
昭和61年4月25日最高裁第二小法廷刑集40巻3号215頁(覚せい剤取締法違反)
トピック
判例
| 裁判所 | 日付 | 収録 | 事件名 |
|---|---|---|---|
| 最高裁第二小法廷 | 昭和61年4月25日 | 刑集40巻3号215頁 | 覚せい剤取締法違反 |
キーワード
出題履歴
| 試験 | 年度 | 科目 | 問題番号 |
|---|---|---|---|
| 予備試験 | 2022年 | 刑事訴訟法 | 第24問(違法収集証拠排除法則) |
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