A 必須判例刑法
相手方一名のわいせつ物頒布
わいせつ物を1名に対してのみ交付した場合でも、不特定人に対する交付であれば頒布に該当しうる。
刑法175条1項後段の「頒布」とは、不特定又は多数の者の記録媒体上に電磁的記録その他の記録を存在させることをいう。販売業として広く購入を募り、申込みをした顧客に送信する場合、その相手方は不特定の者であるから、現に交付した相手が1名であっても頒布に当たり得る。
平成26年11月25日最高裁第三小法廷刑集68巻9号1053頁(わいせつ電磁的記録等送信頒布,わいせつ電磁的記録有償頒布目的保管被告事件)
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判例
| 裁判所 | 日付 | 収録 | 事件名 |
|---|---|---|---|
| 最高裁第三小法廷 | 平成26年11月25日 | 刑集68巻9号1053頁 | わいせつ電磁的記録等送信頒布,わいせつ電磁的記録有償頒布目的保管被告事件 |
文献出典
- 山口厚 — 刑法各論 第3版(有斐閣、2024)
キーワード
出題履歴
| 試験 | 年度 | 科目 | 問題番号 |
|---|---|---|---|
| 予備試験 | 2017年 | 刑法 | 第4問(わいせつ物頒布等罪) |
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