A 必須判例刑法
不同意わいせつ罪と性的意図
不同意わいせつ罪(刑法176条1項)の成立に故意以外の行為者の性的意図は一律には必要とされないから、自己の性欲を刺激興奮させる意図がなく専ら報復目的で被害者を脅迫して裸にして撮影した場合であっても、性的意図がないことを理由に同罪の成立が否定されることはない。
最大判平成29年11月29日(刑集71巻9号467頁)は、故意以外の行為者の性的意図を一律に強制わいせつ罪の成立要件とすることは相当でないとして、最判昭和45年1月29日を変更した。令和5年法律第66号による改正で、強制わいせつ罪は不同意わいせつ罪に改められたが、「わいせつな行為」の文言は維持されている。
平成29年11月29日最高裁大法廷刑集71巻9号467頁(児童買春,児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律違反,強制わいせつ,犯罪による収益の移転防止に関する法律違反被告事件)
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| 裁判所 | 日付 | 収録 | 事件名 |
|---|---|---|---|
| 最高裁大法廷 | 平成29年11月29日 | 刑集71巻9号467頁 | 児童買春,児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律違反,強制わいせつ,犯罪による収益の移転防止に関する法律違反被告事件 |
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