司法試験短答式知識整理

条文・判例・学説を体系的に整理

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B 重要その他刑法

偶然防衛の意思必要説の既遂罪説

防衛の意思必要説のうち既遂罪説によれば、殺意をもって相手を死亡させた偶然防衛では防衛の意思を欠くため正当防衛が認められず、殺人既遂罪が成立する。

既遂罪説は、防衛の意思を欠く以上は正当防衛による違法性阻却を認めず、殺人の既遂として評価する。必要説の中にも、行為無価値はあるが結果無価値を欠くとして未遂罪にとどめる見解があるため、必要説であることだけから既遂罪という結論は導けない。

トピック

文献出典

  • 山口厚 — 刑法総論 第4版(有斐閣、2025)

キーワード

出題履歴

試験年度科目問題番号
司法試験2015年刑法第7問(正当防衛と偶然防衛)
予備試験2015年刑法第5問(正当防衛と偶然防衛)