B 重要その他刑法
量刑上の考慮と過剰防衛
防衛行為と追撃行為の間に断絶があるとして追撃行為のみを傷害罪とする構成には、防衛行為が遡って違法と評価されるという問題は生じないが、専ら攻撃の意思で追撃した場合の方が防衛の意思で追撃した場合(一連一体の過剰防衛として傷害致死罪となり得る)より軽い罪が成立するという不均衡の問題があり、これは量刑上考慮すれば足りると説明され得る。
最決平成20年6月25日(刑集62巻6号1859頁)と最決平成21年2月24日(刑集63巻2号1頁)を対比すると、このような不均衡が生じる。
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