B 重要その他憲法
違憲判断の効力
最高裁判所が法令を違憲無効とする判決をした場合、その判決の効力が及ぶのは当該事件限りであり、違憲と判断された法律は当該事件の訴訟当事者との関係においてのみその適用を排除されるとする見解(個別的効力説)にとって、法的安定性を確保するため最高裁判所は自らの法令違憲の判断の効力が及ぶ範囲を制限する旨説示できるという考え方は、その根拠とはならない。
この考え方は、違憲判断の効力の範囲を裁判所の説示によって定め得ることを前提とし、効力が当然に当該事件限りであることを導くものではない。
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