司法試験短答式知識整理

条文・判例・学説を体系的に整理

B 重要判例憲法

労働組合の除名と司法審査

労働組合は、その目的を達成するために必要であり、かつ、合理的な範囲内においてのみ組合員に対する統制権を有し、その限界を超える統制処分は違法となるから、統制権に基づく除名処分についても司法審査が及ぶ。

最大判昭和43年12月4日(三井美唄炭鉱労組事件)は、立候補の取りやめを要求し、従わないことを理由に統制違反者として処分することは、統制権の限界を超えて違法であるとした(刑事事件)。

昭和43年12月4日最高裁大法廷刑集22巻13号1425頁(公職選挙法違反)

トピック

関連条文

憲法第28条e-Gov↗

判例

裁判所日付収録事件名
最高裁大法廷昭和43年12月4日刑集22巻13号1425頁公職選挙法違反

文献出典

  • 芦部信喜(高橋和之補訂) — 憲法 第8版(岩波書店、2023)

キーワード

出題履歴

試験年度科目問題番号
司法試験2016年憲法第9問(労働基本権)
予備試験2016年憲法第6問(労働基本権)