司法試験論文式過去問演習

過去問の答案を投稿・採点

2007年 司法試験 論文式 環境法 第2問

問題

配点 50点

〔第2問〕(配点:50)

A県に居住するBは,長年,B所有の敷地内にある井戸水を飲料水として使用してきたところ,中毒症状を発症した。Bが平成19年4月に調査したところ,井戸水からは環境基準を上回る高濃度のカドミウム及び鉛が検出された。また,B宅の隣にはCが開設した工場があり,Cは,製造工程中で使用したカドミウム及び鉛を含んだ水を,長年にわたり同工場敷地の地下に浸透させてきたことが明らかとなった。Dは,平成19年1月にCから同工場を譲り受けるとともに,A県知事に対して直ちに所要の届出をし,平成19年6月から同工場を稼働する予定である。

この場合について,以下の設問に答えよ。

〔設問1〕

平成19年5月の時点で,A県知事はどのような対応をすることができるかについて論ぜよ。

(配点:35)

〔設問2〕

平成19年5月の時点で,Bは,C及びDに対してどのような訴訟上の請求をすることができるかについて論ぜよ。(配点:15)

出典:法務省「2007年司法試験論文式試験問題」。原本PDFから本文・表・図を抽出し、字下げ・下線・枠などの体裁を保ったまま、画面の幅に合わせて折り返しています。