司法試験短答式過去問演習

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2026年 司法試験予備試験 一般教養

44問中20問選択(1問3点・60点満点)

第18問配点 3点

文化に関する次のアからオまでの各記述のうち、明らかな誤りを含むものの組合せを、後記1から5までの中から選びなさい。(解答欄は、[№18])
ア. ホルクハイマーとアドルノは、能動的に思考・行動する市民的態度を弱体化させ、受動的で画一的な消費者を生み出すものとして、マスメディア産業やエンターテインメント産業などの文化産業を批判的に考察した。
イ. ピエール・ブルデューは、社会的に高い価値を与えられる文化の保有が資本として機能する点に着目し、これを「文化資本」と名付けた。この文化資本を媒介として、階級構造の再生産が生じると主張した。
ウ. 異なる文化にはそれぞれ固有の価値があるとし、その多様な実態を客観的に観察・記述するべきであるという文化人類学の立場を「文化帝国主義」という。欧米諸国の自文化中心的な偏見に対する反省に由来する。
エ. 政治的・経済的に優位な地位にある集団の支配的イデオロギーや価値規範に抗う、反権威主義的・反体制的な文化やその実践を「下位文化」という。1960 年代のヒッピー文化は、その代表事例である。
オ. 「ろう文化」とは、言語的マイノリティとしてのろう者が自らの日常言語である手話を媒介に創成してきた文化である。手話は音声言語の代替ではなく、独自の言語であるという認識に基づいている。
1. ア イ
2. ア ウ
3. イ オ
4. ウ エ
5. エ オ