司法試験短答式過去問演習

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2023年 司法試験予備試験 一般教養

45問中20問選択(1問3点・60点満点)

第15問配点 3点

近代以降の代表制民主主義の発展においては、選挙権の拡大や権力分立の確立などが課題となっていた。これらの点をめぐって、多様な思想を提示する思想家が活躍した。このような思想について述べた記述として、明らかな誤りを含むものを、次の1から5までの中から選びなさい。(解答欄は、[№15])
1. 主に 17 世紀のイギリスで活躍したロックは、社会契約説を提唱し、私的所有権を守るためには国家や政府の廃止が必要だと論じた。
2. 18 世紀に『法の精神』を著したモンテスキューは、権力の濫用を防ぐには、権力を他の権力によって抑制する政治制度の設計が必要であると主張した。
3. 18 世紀に活躍したルソーは、自由な存在である人間は、自らが従うことになる法やルールの決定に全ての個人が携わるべきとした。
4. 18 世紀末から 19 世紀前半のイギリスで活躍したベンサムは、功利主義の立場から、政治は社会全体における最大多数の幸福を最大化することが目的であるとした。
5. 主に 19 世紀のイギリスで活躍したアクトン卿は、「権力は腐敗する。絶対的権力は必ず腐敗する」と述べ、権力の集中がその濫用を生む危険性を説いた。