司法試験短答式過去問演習

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2023年 司法試験予備試験 一般教養

45問中20問選択(1問3点・60点満点)

第14問配点 3点

第二次世界大戦終結後における先進国の福祉国家は、年金や医療、公的扶助などの政策内容やそれを支える理念、利益団体や政党の支持・不支持等について多様な在り方を採ってきた。これらの先進国の福祉国家について、主要な特徴を軸にして、いくつかの共通の特徴を有する福祉レジームに区分できるとするのが、福祉レジーム論である。福祉レジーム論における説明として、最も適切な記述を、次の1から5までの中から選びなさい。(解答欄は、[№14])
1. 日本は、階層化の程度が低く、脱商品化の程度が高い福祉国家であるため、社会民主主義レジームに属するとされる。
2. 社会民主主義レジームに属するスウェーデンでは、男女平等が進んでおり、公的雇用の介護や保育などのケア労働における男女比も、ほぼ拮抗している。
3. 脱商品化の程度が低い自由主義レジームに属するアメリカでは、医療について、1940 年代から普遍主義的な国民皆保険制度が実現している。
4. イギリスは、特に 1980 年代以降は自由主義レジームに属しているが、同国の社会保障制度の重要な柱である国民保健サービス(NHS)は格差が比較的小さい。
5. オーストラリアは、脱商品化の程度も階層化の程度も高い保守主義レジームに属するとされる。