司法試験短答式過去問演習

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2022年 司法試験予備試験 一般教養

43問中20問選択(1問3点・60点満点)

第8問配点 3点

次の文章は、江戸時代の儒学者新井白石が、自らの父親について述べた文章の一節である。これについて述べた後記1から5までの記述のうち、本文の内容に合致していないものを一つ選びなさい。なお、出題に際して表記を一部変更した。(解答欄は、[№8])
1. 父は、夜討の疑いで捕縛された三人の歩行侍を一人で監視するよう命じられたが、三人の歩行侍は、自分たちが主君に見くびられているから、たった一人に監視させるのだろうと思っていた。
2. 捕縛された三人の歩行侍の刀脇ざしを取り上げないよう、父が主君に願い出たところ、願いは聞き届けられ、それらは父に渡された。
3. 三人の歩行侍の監視役になった父は、彼らに刀脇ざしを返した上で、自らは刀脇ざしを身に帯びずに、三人と起居を共にした。
4. 三人の歩行侍が夜討をしたという事実はないことが判明し、三人は無罪放免となったが、元のとおり民部少輔の下にお仕えすることはできなかった。
5. 三人の歩行侍は、囚われの身であったとき、父を殺して逃げることも考えたが、それをしなかったのは、父の豪胆さに恐れをなしてのことであった。
【出典】新井白石『折たく柴の記』