第4問配点 3点
17 世紀から 19 世紀の日本における美術について説明した記述として最も適切なものを,次の1から5までの中から選びなさい。(解答欄は,[№4])
1. 寛永期には,狩野探幽が名古屋城の障壁画を描いた。『風神雷神図屏風』(建仁寺蔵)を描いた俵屋宗達が活躍したのも,この頃である。
2. 元禄期には,大坂の豪商出身である尾形光琳・乾山兄弟が活躍した。土佐出身の菱川師宣が浮世絵版画を始めたのも,この頃である。
3. 宝暦・天明期には,鈴木春信が多色刷りの錦絵を完成させたことにより,喜多川歌麿や東洲斎写楽が美人画を描いて人気を博した。
4. 文化・文政期には,葛飾北斎や歌川広重らによる錦絵の風景画が流行した。これらは,同時代にヨーロッパで活躍した新古典主義の画家たちに大きな影響を与えた。
5. 明治期に入ると,文明開化の風俗を題材にした錦絵が流行し,橋本雅邦らが活躍した。しかし,新聞の普及などにより,明治 10 年代になると錦絵は廃れた。