第35問配点 2点
訴えの利益に関する次の1から5までの各記述のうち,判例の趣旨に照らし誤っているものを2個選びなさい。(解答欄は,[№38],[№39]順不同)
1. 債権的請求権に基づく給付の訴えについては,その債権に対して仮差押えの執行がされた場合には,訴えの利益が認められない。
2. 給付の訴えについては,その給付に係る請求権について強制執行をしない旨の合意がある場合であっても,訴えの利益が認められる。
3. 所有権確認の訴えについては,その所有権に基づく物権的請求権による給付の訴えを提起することができる場合であっても,即時確定の利益があると認められる限り,訴えの利益が認められる。
4. 法律関係を証する書面の記載内容の真実性に争いがある場合には,その記載内容が真実であることの確認を求める訴えについては,訴えの利益が認められる。
5. 共同相続人間において,ある財産が被相続人の遺産かどうかに争いがある場合には,当該財産が被相続人の遺産に属することの確認を求める訴えについては,訴えの利益が認められる。