司法試験短答式過去問演習

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2017年 司法試験予備試験 憲法・行政法

第22問配点 3点

国家賠償法に関する次のアからエまでの各記述について,法令又は最高裁判所の判例に照らし,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。(解答欄は,アからエの順に[№50]から[№53])
ア. 国又は公共団体の公務員による規制権限の不行使は,その権限を定めた法令の趣旨,目的や,その権限の性質等に照らし,具体的事情の下において,その不行使が許容される限度を逸脱して著しく合理性を欠くと認められるときは,その不行使により被害を受けた者との関係において,国家賠償法第1条第1項の適用上違法となる。[№50]
イ. 国家賠償法第1条は,加害行為が公務員の故意又は重過失による場合には,被害者が当該公務員個人に対して賠償請求することを妨げない趣旨である。[№51]
ウ. 道路の設置又は管理の瑕疵に基づく国又は公共団体の賠償責任については,過失の存在を必要としないから,道路の安全性が欠如していたために事故が発生した場合,道路管理者が道路を安全な状態に保つことが可能であったか否かにかかわらず,賠償責任を免れない。[№52]
エ. 河川の管理についての瑕疵の有無は,河川管理における財政的,技術的及び社会的諸制約の下での同種・同規模の河川の管理の一般的水準及び社会通念に照らして是認し得る安全性を備えていると認められるか否かを基準として判断される。[№53]