第16問配点 3点
行政指導に関する次のアからエまでの各記述について,法令又は最高裁判所の判例に照らし,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。(解答欄は,アからエの順に[№34]から[№37])
ア. 法令に違反する行為の是正を求める行政指導を受けた者は,原則として,当該行政指導をした行政機関に対して,当該行政指導の中止等の措置を求めることができる。[№34]
イ. 同一の行政目的を実現するため一定の条件に該当する複数の者に対し行政指導をしようとするときは,行政機関はその基準として行政指導指針を定めるよう努めなければならない。[№35]
ウ. 行政指導は法的拘束力を有しない事実行為に過ぎないことから,国家賠償法第1条第1項にいう公権力の行使には当たらず,違法な行政指導によって損害を受けた者は同法に基づき損害賠償請求をすることはできない。[№36]
エ. 行政指導はあくまで相手方私人に対して任意の協力を求めるものであることから,行政指導である勧告に従わなかった者に対して,勧告に従わなかったことを理由にして不利益処分を行うことは,法律の明文の根拠があっても許されない。[№37]