第27問配点 3点
太平洋の大気・海洋現象に関する記述として明らかに誤っているものを,次の1から5までの中から選びなさい。(解答欄は,[№27])
1. 南北半球の亜熱帯高圧帯から吹き出す貿易風が弱まったり,赤道付近で強い西風が吹いたりすると,その数か月後にエルニーニョ現象が発生する可能性が高まる。
2. エルニーニョ現象が発生すると,赤道に沿ってグローバルに東西風循環が発達し,下降気流の発達する地域では干ばつが発生する一方,日本では暖冬になりやすい。
3. ラニーニャ現象が発生すると,熱帯の太平洋西部で積雲対流活動が活発化し,周辺の東南アジアで大雨・洪水が発生しやすくなる一方,日本では冷夏になりやすい。
4. エルニーニョ現象とラニーニャ現象の発生周期はあまり明瞭でなく,比較的発生しやすい時期と発生しにくい時期があるが,平均すれば 4 〜 5 年に 1 度の割合で発生している。
5. 2015 年に顕著となったエルニーニョ現象は,非常に大きな水平規模を呈し,世界的な気温の上昇や,世界各地の異常気象の発生に影響を及ぼした可能性が高い。