司法試験短答式過去問演習

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2016年 司法試験予備試験 一般教養

42問中20問選択(1問3点・60点満点)

第2問配点 3点

女性の生き方や教育についての考え方は,その時代によって大きく変化を遂げてきた。女性の生き方や教育,働き方に関する次のアからオまでの各記述についての説明として,誤っているものを,後記1から5までの中から選びなさい。なお,各記述に引用した史料の表記は分かりやすく改めている。(解答欄は,[№2])
ア. 近世に流布した「女論語」は,「(省略)」とし,「(省略)」をならい,養蚕,機織り,先祖祭祀の手伝いなどを学ぶよう諭した。嫁ぎ先では,「(省略)」とされた。
イ. 1879 年,明治政府による「教育令」は,「小学校は普通の教育を児童に授くる所にして其学科を読書・習字・算術・地理・歴史・修身等の初歩とす」とし,「殊に女子の為には裁縫等の科を設くべし」とされた。「およそ学校に於いては男女教場を同じくすることを得ず」と規定したが,「小学校に於いては男女教場を同じくするも妨げなし」とした。
ウ. 1902 年,全国高等女学校長会議における文部大臣菊池大麓の訓示は,「(省略)」とした。
エ. 1943 年,政府の次官会議決定は,「(省略)」,女子勤労動員の促進を定めた。
オ. 1945 年,五大改革指令に基づく女子教育刷新要綱は,「(省略)」との方針の下,「(省略)」とした。
1. アは,女性の習い事を薦めるとともに,嫁入りして,嫁ぎ先の家に仕えることを求めた。
2. イは,初等教育における男女共学と男女同一カリキュラムによる普通教育の実施を定めた。
3. ウは,女性に対する中等教育の目的は良妻賢母の養成であると明言した。
4. エは,家族制度維持のためにこれまで徴用されなかった女性を勤労動員の体制に組み込んだ。
5. オは, 教育の男女平等の実現を目指し,中等教育の男女平準化や女性への高等教育推進を定めた。
【出典】ア同文舘編輯局編『日本教育文庫教科書篇』ウ三井為友編『日本婦人問題資料集成第4巻=教育』エ赤松良子編『日本婦人問題資料集成第3巻=労働』オ三井為友編『日本婦人問題資料集成第4巻=教育』