司法試験短答式過去問演習

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2016年 司法試験予備試験 一般教養

42問中20問選択(1問3点・60点満点)

第11問配点 3点

「最近の日本の大学は教養教育を軽視している。だから,将来の日本では学問研究の衰退が必ず生じる」という推論が形式的に妥当な推論(前提と結論の内容が実際に真であるかどうかにかかわらず,仮に前提が真であるならば必ず結論も真であると言える推論)であるためには,何らかの暗黙の前提が明示される必要がある。そのような役割を十分に果たす前提として最も適切なものを,次の1から5までの中から選びなさい。(解答欄は,[№11])
1. 高い潜在能力を持つ若い研究者が異分野に転向して能力を発揮するケースを無くさないためには,大学での教養教育を軽視してはならない。
2. 大学での教養教育を軽視するということは,最近の日本の大学が学問研究を衰退させようともくろんでいるとしか考えられない。
3. 大学での教養教育を軽視しなければ,多様な視点を持った研究者が育ち,多様な視点を持った研究者が育てば,学問研究の衰退は生じない。
4. 大学での教養教育を軽視してそれに費やす時間を減らせば専門教育に充てられる時間が増えるかもしれないが,単純に時間を増やせば教育が充実するというわけではない。
5. 国際感覚のある研究者が育たないと学問研究は衰退してしまうものであり,国際感覚のある研究者を育てるためには,大学での教養教育を軽視してはならない。