第8問配点 3点
以下の文章の空欄(A)に入る語句として最も適切なものを,後記1から5までの中から選びなさい。(解答欄は,[№8])
名簿を作成したり,本棚を整理したりするとき,「あいうえお順」はよく用いられる方法の一つである。しかしながら,「あいうえお順」が主流となったのは大正期以降であり,それ以前は「いろは順」が一般的であった。「いろは順」の歴史は長く,基になった「いろは歌」は平安時代中期の成立である。「いろは歌」は,異なる音節を表す四十七文字の仮名の全てを,繰り返すことなく並べたものである。手習詞でもあったので,覚えやすいように「色は匂へど散りぬるを我が世誰ぞ常ならむ有為の奥山今日越えて浅き夢見じ酔ひもせず」といった七五調の四句から成り立っている。これに対して,「あいうえお順」は,「五十音順」とも呼ばれ,基になった「五十音図」は五種類の母音を縦に,九種類の子音を横に並べて組み合わせたもので,日本語の仮名文字が分かりやすく配列されている。ところで興味深いことに,「いろは」四十七文字を「五十音図」と同様に並べて組み合わせてみると,空欄が三か所あることに気付く。(A)の三文字である。
1. ワ行の「ゐ」「う」「ゑ」
2. ヤ行の「い」「え」とワ行の「を」
3. ヤ行の「い」「え」とワ行の「う」
4. ワ行の「う」「ゑ」「を」
5. ワ行の「ゐ」「ゑ」「を」