第2問配点 3点
業務妨害罪に関する次の1から5までの各記述を判例の立場に従って検討し,誤っているものを2個選びなさい。(解答欄は,[№2],[№3]順不同)
1. 業務妨害罪における「業務」とは,職業その他社会生活上の地位に基づいて継続して行う事務又は事業をいい,営利を目的とするものでなくても「業務」に含まれる。
2. 業務妨害罪における「業務」は,業務自体が適法なものであることを要するから,行政取締法規に違反した営業行為は「業務」には当たらない。
3. 強制力を行使しない非権力的公務は,公務執行妨害罪における「公務」に当たるとともに業務妨害罪における「業務」にも当たる。
4. 威力業務妨害罪における威力を「用いて」といえるためには,威力が直接現に業務に従事している他人に対してなされることを要する。
5. 業務妨害罪における「妨害」とは,現に業務妨害の結果が発生したことを必要とせず,業務を妨害するに足りる行為があることをもって足りる。