第34問配点 3点
行政事件訴訟法第3条第2項以下に定める法定抗告訴訟に関する次のアからエまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。(解答欄は,アからエの順に[№67]から[№70])
ア. 生活保護開始申請を却下された者は,保護の実施機関において生活保護を開始しないことが裁量権の範囲の逸脱又は濫用に当たるといえるならば,却下処分の取消しの訴えに代えて,生活保護開始決定の義務付けの訴えを適法に提起することができる。[№67]
イ. 建築基準法令に違反した建築物の敷地の隣地所有者は,当該建築物が倒壊する危険があるのに特定行政庁が違反是正措置としての処分をしないのは違法であるとして,不作為の違法確認の訴えを適法に提起することができる。[№68]
ウ. 差止めの訴えを提起することができるのは,行政庁が一定の処分又は裁決をしてはならない旨を命ずることを求めるにつき法律上の利益を有する者に限られる。[№69]
エ. 取消訴訟と義務付け訴訟が併合して提起されている場合,両訴訟の弁論及び裁判は,分離しないでしなければならないから,裁判所は,両訴訟に係る判決を同時にしなければならない。[№70]