第6問配点 3点
次のアからオまでの和歌は,いずれも『百人一首』に収められている。これらの和歌の主題に関する解説として明らかに誤っているものを,後記1から5までの中から選びなさい。(解答欄は,[№6])
ア. あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む
イ. これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関
ウ. 夕されば門田の稲葉おとづれて蘆のまろやに秋風ぞ吹く
エ. ほととぎす鳴きつる方をながむればただ有明の月ぞ残れる
オ. 人もをし人もうらめしあぢきなく世を思ふゆゑに物思ふ身は
1. アの歌は,かなわぬ恋の悲しみを詠んだものである。
2. イの歌は,出会いと別離の無常観を詠んだものである。
3. ウの歌は,稲葉がたてる音で秋風を詠んだものである。
4. エの歌は,秋の名月の美しさを詠んだものである。
5. オの歌は,相矛盾する思いによる苦悩を詠んだものである。