司法試験短答式過去問演習

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2011年 司法試験予備試験 一般教養

43問中20問選択(1問3点・60点満点)

第25問配点 3点

多細胞生物の遺伝子は,遺伝子の転写調節領域に結合する転写調節因子によって転写が活性化されたり,抑制されたりする。遺伝子が転写され,遺伝子の機能が発揮されることを発現という。ある動物の胚の最も腹側の核では,転写調節因子であるタンパク質Dの濃度が高く,背側に向けて核内のタンパク質Dの濃度が低くなるような勾配が形成される。タンパク質S,タンパク質Rも,転写調節因子であり,S遺伝子はタンパク質Sの情報を持ち,R遺伝子はタンパク質Rの情報を持つ。
S遺伝子とR遺伝子は,いずれもタンパク質Dが転写調節領域に結合することにより転写が活性化されるが,S遺伝子は最も腹側の領域の細胞だけで発現し,R遺伝子は,S遺伝子が発現する領域に隣接する背側の領域の細胞で転写される。次のアからエは,これらの遺伝子の転写調節の仕組みに関する説明であるが,正しい説明を全て挙げたものを,後記1から5までの中から選びなさい。(解答欄は,[№25])
ア. R遺伝子の転写調節領域とタンパク質Dとの親和性は,S遺伝子の転写調節領域とタンパク質Dの親和性より低い。
イ. R遺伝子の転写調節領域とタンパク質Dとの親和性は,S遺伝子の転写調節領域とタンパク質Dの親和性より高い。
ウ. タンパク質SはR遺伝子の転写を抑制する。
エ. タンパク質SはR遺伝子の転写を活性化する。
1. ア
2. ア ウ
3. イ ウ
4. ア エ
5. イ エ