司法試験短答式過去問演習

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2011年 司法試験予備試験 一般教養

43問中20問選択(1問3点・60点満点)

第11問配点 3点

歴史上ある時代には歴然としたすう勢のようなものが働いていて,それをたどって私たちは歴史を認識する。しかし,少し目を凝らせば,そのすう勢に収まらない動きや,それとはまるで反対の動きも観察される。例えば,15 世紀末から 16 世紀にかけて,ヨーロッパ人は堰を切ったように外へ向かって進出を始める。この「大航海時代」以降,ヨーロッパが他地域に優越する傾向は時代の推移とともに加速度をつけて進行した。しかし,これとは逆の動きを示す出来事も,時間と場所を限れば起こらなかったわけではない。次のAからEまでの出来事は,いずれもその例であるが,これらが起こった順に並べたものとして正しいものを,後記1から5までの中から選びなさい。(解答欄は,[№11])
A. 鄭成功(国姓爺)は,オランダ人を追放して台湾を占領し,独立政権を樹立して清に対抗した。台湾が清に併合される約 20 年前のことであった。
B. オランダ領東インドでは,スマトラ島北端のアチェ族がゲリラ軍を組織し,約 10 年間オランダ軍を圧倒し続けた。
C. オスマン帝国が 2 回目のウィーン包囲を行なった。
D. 明の武将鄭和が率いる船団の別働隊は,アフリカ東海岸のマリンディにまで到達した。ヴァスコ・ダ・ガマが,喜望峰を経てインドのカリカットに到着する約 80 年前のことであった。
E. ベンガル太守シラージュッダウラーは,イギリスの拠点カルカッタを攻略した。これはプラッシーの戦いの引き金となった事件であった。
1. C A E B D
2. D A C E B
3. A E C B D
4. A D B E C
5. B C A D E