司法試験短答式過去問演習

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2007年 司法試験 公法系科目

第12問配点 3点

政党に関する次のアからエまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。(解答欄は,アからエの順に,[№28]から[№31])
ア. 日本国憲法において,政党について直接規定する条文はない。憲法第21条第1項の言論の自由の中で,政党を新たに設立する自由,政党に加入する自由,そして政党を脱退する自由が保障されている。[№28]
イ. 政党を憲法で直接規定することには,問題もある。なぜなら,それによって,政党の公的機関性が強まり,「戦う民主主義」の名の下に,法律によって党内民主主義を規制したり,反民主主義政党を排除したりするおそれも出てくるからである。[№29]
ウ. 国民と議会を媒介する組織として政党が発達しており,政党が国家意思の形成に事実上主導的な役割を演じる「政党国家」現象が生じている。そのような状況においては,政党の数と構造が政治体制の在り方を左右するといえる。[№30]
エ. 法律上は,政党法を始めとして,政治資金規正法,政党助成法,政党交付金の交付を受ける政党等に対する法人格の付与に関する法律,公職選挙法などの法律で,それぞれの法律の目的に応じて政党に関する規定が置かれている。[№31]