第34問配点 3点
有機化合物の立体構造に関する記述として明らかな誤りを含むものを、次の1から5までの中から選びなさい。ただし、各元素の同位体は考慮しないものとする。(解答欄は、[№34])
1. アルカン(CnH2n+2)の中で鏡像異性体が存在する場合は、炭素原子が少なくとも7個必要である。
2. 2-ブテン(CH3-CH=CH-CH3)にはシス-トランス異性体(幾何異性体)が存在する。
3. 酒石酸(HOOC-CH(OH)-CH(OH)-COOH)には不斉炭素原子が2個あるので、22 = 4 個の立体異性体が存在する。
4. 鎖状構造のグルコース(C6H12O6)には不斉炭素原子が4個あるので、24 = 16 個の立体異性体が存在する。
5. エタン(C2H6)の炭素-炭素単結合は自由回転するため、エタンには配座異性体が存在する。エタンの立体配座のうち、最も安定な構造はねじれ形配座であり、最も不安定な構造は重なり形配座である。