第15問配点 2点
国会議員の特権に関する次のアからウまでの各記述について、正しいものには○、誤っているものには×を付した場合の組合せを、後記1から8までの中から選びなさい。(解答欄は、[№29])
ア. 議員の不逮捕特権が定められた趣旨は、議員の身体の自由を保障し、政府の権力によって議員の職務の遂行が妨げられないようにすること、及び、その議員が所属する議院の審議権を確保することにあり、国会の会期中、議員は、院外で現に犯罪を行った場合でも、その議院の許諾がなければ逮捕されない。
イ. 議員の免責特権は、議院における議員の発言・表決の免責を定め、議員の言論活動の自由を最大限に確保しようとするものであるから、議院の活動の場面で議員としての職務を行うに際してなされたと認められる発言であれば、時間的に国会の会期中に限られず、空間的にも国会議事堂内で行われたかどうかを問わず、免責の対象となる。
ウ. 最高裁判所は、議員が国会で行った質疑等において、個別の国民の名誉や信用を低下させる発言があったとしても、当該議員が、その職務とはかかわりなく違法又は不当な目的をもって事実を摘示するなど、議員に付与された権限の趣旨に明らかに背いてこれを行使したような特別の事情があるときでなければ、国家賠償法第1条第1項に基づく国の損害賠償責任は認められないとした。
1. ア○ イ○ ウ○2. ア○ イ○ ウ×3. ア○ イ× ウ○4. ア○ イ× ウ×5. ア× イ○ ウ○6. ア× イ○ ウ×7. ア× イ× ウ○8. ア× イ× ウ×