第11問配点 3点
以下の文章は、親鸞の悪人正機説が示された『歎異抄』の一節である。ここで述べられていることの解釈として最も適切なものを、次の1から5までの中から一つ選びなさい。(解答欄は、[№11])
1. 善人が往生することができるのは当然である。善人は自力で功徳を積むことができるため、阿弥陀仏の力によらずとも、おのずと悟りが開けるからである。
2. 善人は決して往生することはできない。なぜなら、阿弥陀仏の力を頼ろうと常に心がけているからである。
3. 悪人は善人を差し置いて往生することはできない。なぜなら、品行方正に生きている人のことを救うことが阿弥陀仏の本願だからである。
4. 悪人こそ往生することができる。悪人の方が善人よりも阿弥陀仏の力に頼り切ることができるからである。
5. 悪人は善人よりも優先して往生することができる。確実に往生したければ、あらかじめ進んで悪事に手を染めた方が良い。
【出 典】
『歎異抄』梅原猛全訳注