司法試験短答式過去問演習

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2021年 司法試験予備試験 民法・商法・民事訴訟法

第30問配点 2点

手形上の権利を行使する代理権を付与する目的をもって通常の譲渡裏書の方式でする裏書(隠れた取立委任裏書)について,手形上の権利は依然として裏書人にあり,被裏書人は単に手形上の権利行使の資格と権限を授与されるにすぎないとする見解がある。AがBに対して約束手形を振り出し,BがCに隠れた取立委任裏書をした場合に関する次のアからオまでの各記述のうち,この見解からの結論と整合しないものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。(解答欄は,[№31])
ア. 手形債務者Aは,被裏書人Cに対する人的抗弁をもって被裏書人Cに対抗することができない。
イ. 手形債務者Aは,裏書人Bに対する人的抗弁をもって被裏書人Cに対抗することができない。
ウ. 裏書人Bは,被裏書人Cに対して担保責任を負わない。
エ. 被裏書人Cにつき破産手続が開始された場合,裏書人Bは取戻権を有しない。
オ. 取立委任の合意が解除されると,被裏書人Cの取立権限は消滅する。
1. ア ウ2. ア オ3. イ ウ4. イ エ5. エ オ